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坂本の家
NEW!
車いすの主婦の為のキッチンの設計。
コの字型のキッチンは、忙しい仕事を持ちながら、
料理にこだわり、ご友人やご家族との語らいの時間を大切にする、
車椅子のスーパーウーマンのワークステーションです。



  [家族に合わせたオリジナルのキッチン]

車椅子で使いやすいシステムキッチンって、探してもなかなか見つかりません。
不自由だからこそ、その人やその家族に合わせたデザインが必要なはず。
車椅子の主婦に使いやすく、ご主人のプロ顔負けの料理の腕にも対応できて、インテリアの雰囲気にも馴染み、食いしん坊の家族や友人が楽しく集う、
そんな欲張りなキッチンです。



[ インテリアデザイン ]

落ち着いたカントリー調のインテリアに合わせ、キッチンは、
土の温もり感のあるタイルと柔らかな木肌が美しいメープル材の造作材でデザイン。
右の写真は、 ダイニング側の収納。引出のつまみは奥様のコレクション。
壁面の食器棚。グラスや茶椀など奥行の小さい食器を収納します。
奥行を薄くしているので、食器の取り出しがしやすく、
部屋の広さも損ないません。
中央の飾り棚は琵琶湖の水をイメージ。

[ 機能的なワークステーション ]

車椅子で回転移動しながら効率的に家事ができるコの字型のキッチン。
手の届く範囲に必要なものをすべてしつらえました。
収納の金物はスライドレールを中心に耐久性があり動きがソフトなドイツ製を選定。壁に面してIHコンロとご主人が中華鍋を振るう高カロリーのバーナーを併設。
コンロ横にも流しを設けて、移動せずに水が使えるようにしています。

[ 限られたスペースを有効に活かす ]

中上右上:奥行のある冷蔵庫まわりは奥行のあるスライド収納に。乾物を中心に大容量の収納を確保。
中下:コーナー部分もスライド収納でデッドスペースをなくす。
右下:来客が多いため、洗浄時間の短い業務用食洗機を採用。床上の小さいスペースも無駄なく収納として活用。
左上:流しの下はフキンかけやまな板収納など、隠す収納スペースとして活用。

左下:流しの排水スペースはコンパクトにまとめ、車椅子での作業をスムースにしています。
[概要]
用途:専用住宅
工事種別:キッチンリフォーム
構造:軽量鉄骨造2階建て
家族構成:夫婦+子供1人

施工島田建設




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